Python(Anaconda)を使ってプログラムを作ってみる その1 Python開発環境(IDE)選び

2019年1月28日

これまでに

 

のフリーのturetypeフォントを使って組込用液晶で使えるようにフォントデータを変換するプログラムをPythonを使ってみたことはありました。

その際は、PIPコマンドを使って必要なライブラリ(パッケージ)をインストールして、テキストエディタを使ってPyhtonのプログラムコードを入力し、pythonコマンドを使って作ったプログラムを実行するというスタンダードというか原始的な方法でプログラムを作成しました。

今回はPythonのIDE環境での開発を求められたこともあり、Pyhtonにおける IDE 環境を調査し、いずれかのIDE環境を実際に使用してプログラム開発を行ってみたいと思います。

PyhtonのIDE環境をネットでググってみると

PyCharm

 

PyScripter

 

Spyder

 

等々が見受けられた。ネーミングだけをみてもどれを使った方がよいのかわからない、というのが正直なところです。また、調べれば調べるほど今度は情報がありすぎて調べるだけで時間を消費してしまう。

こんな時はあまり考えずどれか1つを先ずは使ってみるにかぎる。プログラム開発を依頼された方も Spyder をインストールされていたということもあり Spyder をインストールして使い方を学習してみようと思う。

Spyder を使おうと調査を進めてみると Pythonの他に複数の必須パッケージのインストールが必要になるようで多少手間がかかるように思えてきた。さらに調査をしていくと最も簡単に Spyder を使おうとした場合 AI用途向けのPythonディストリビューションとしての Anaconda をインストールするのがよいということらしい。

 

しかしながら、現在の私のPCはCNCや3Dプリンタアプリケーション(bCNCやpronterface)を動かすためのPython2.7とPython3.7の両方が使えるように整えた状態にあるのです。この状態のPCに Anaconda をインストールした場合、正常に使えていた既存のPython環境が壊れやしないか不安もよぎるところです。

もうちょっと詳しく調べてみると Anacondaではパッケージ管理が pipコマンドではなくcondaという別のコマンド行うようでこの点も不安を大きくするところです。

ここは、既存のPython環境が破壊されるリスクを受け入れて Anaconda の導入を決断しないといけないようだ。

ここは焦らず、1、2日考えを熟成させる時間を持つことにする。