DisplayTech社製モノクロLCDモジュール用の表示プログラム作成

2018年9月25日

DisplayTech社製のモノクロLCDモジュール(64128K-FC-BW-3)用の表示プログラムの作成です。

このLCDモジュールはRSコンポーネンツにて販売されています。

このLCDは128x64ドットの解像度です。

このLCDモジュールを実装した基板はこちらです。

 

MEシステム社製LCDボード(表)

MEシステム社製LCDボード(裏)

 

 

使用するCPUはガジェットルネサス GR-KURUMI です。

GR-KURUMIのサイトは http://gadget.renesas.com/ja/product/kemuri.html です。

GR-KURUMIとの接続は SPI(5線:SS/MOSI/SCK/RS/RESET)接続としました。

バス接続(パラレル)しかないのかと思っていたら...

シリアルSPI接続ができるかもで試しました。結果動きました。

次のサイトの情報が非常に役立ちました。感謝、感謝です。

 

 

オープンソースのライブラリとして Arduino用の u8g2 を利用することにしました。

u8g2のサイトは https://github.com/olikraus/u8g2 です。

使いやすいライブラリで感謝です。

 

また、どうしても 数字を7SEG表示にしたいのでこちらフォントを使用させていただきました。

7SEGフォントのサイトは http://www.keshikan.net/fonts.html です。

きれいなフォントで感謝です。

 

開発環境は

ビルドツールに GR-IDE

エディタに Visual Studio Code

ソース管理に git

テストプログラム作成に Processing

ターミナルソフトに TeraTerm

を使いました。

 

作成するプログラムの仕様はシリアルから文字列表示用コマンドを受信して指定の座標に表示するという、非常にシンプルなものです。

 

フォントは次のものを使えるようにしてみました。

 

7SEGフォント

フォント小

フォント大

四角塗潰、四角枠、線、点

 

 

シリアルコマンドは次のものが使えるようにしました。

write font x y string
write font x y string writing[ovr|rep] font:[5x7p|5x8p|8x8p|6x10p|6x12p|6x13p|7x14p|9x15p|8x18p|16p
|9x18p|10x20p|7seg8|7seg16|7seg24|7seg32] // 16 & 32 is pure
writing:ovr is write over
rep is write replace
dot x y
line xs ys xe ye
box x y width heigh
frame x y width heigh
rbox x y width heigh r
rframe x y width heigh r
clear // all clear
cont value[0-255] // set contrast default:17
panel [nor|rev] // set panel type nor:white rev:black
rotation [0|180] // set rotation 0:0pi 180:1pi

 

 

processingで作成したテストプログラムで動作させたときの動画です。