Amazon購入のCNCキットの動作検証作業 その3

2018年11月12日

前回投稿

 

の続きです。

 

今後は、Arduino Uno + CNCシールドをまとめてハードウェアを 「CNCコントローラ」、搭載しているソフトウェアを 「CNC制御プログラム」 と記述していきます。

 

CNC制御プログラム Grbl と G-CODEセンダー bCNC で動作確認

オープンソースCNC制御プログラムの一つである Grbl をCNCコントローラに書き込んでを動かしてみることにする。

Grbl は機械加工分野で使用されているG-CODEプログラムの1命令をシリアルポートから受信し、接続されている工作機械をG-CODE従った動作をするオープンソースCNC制御プログラムです。詳しくは次のgithubサイトを見てください。複数のプロジェクトがありどれが本家か不明です。自分で調べて判断してください。

 

今回はステッピングモーターを制御することに絞って動作確認を行っていきます。

上記サイトから Grbl をダウンロードして Arduino-IDE でビルド&書き込みを行います。今回使用したバージョンは 1.1f です。

※フラッシュメモリの使用量93%、RAMメモリの使用容量79%となって警告メッセージが表示されてました。Arduino Unoではぎりぎりで動作しているようです。

うまくいけば起動後のシリアルポートに接続したターミナルに次の画像のような文字列が表示されます。

 

このシリアルターミナル(Tratermを使用)に直接G-CODEを手入力で動作確認をしてもいいのですが今回はオープンソースG-CODEセンダーの一つである bCNC を使って動かすことにします。

bCNCのgithubサイトはこちらです。今回使用したバージョンは 0.9.11 です。

bCNCのパソコンへの導入には Python を必要とするなどちょっとめんどくさいです。bCNCの導入した際のメモは別途投稿したいと思います。

bCNCでの動作確認はこんな感じです。以下動画。

 

今回はここまで。